退職してから転職活動しても大丈夫?在職中・休職中・退職後の進め方

「転職先が決まる前に、退職しても大丈夫?」
「休職中だけど、転職活動を始めてもいい?」
「退職日が先に決まりそう。次の仕事を急いで探した方がいい?」

転職を考えていると、こんな不安を感じることがあります。できれば在職中に次の転職先を決めたいと考える方も多いでしょう。一方で、仕事の状況や退職までのスケジュールなどによっては、転職先が決まる前に退職するケースもあります。

大切なのは、「退職する前に、何としても次を決めなければ」と焦ることではありません。できれば退職前から準備を始めながら、自分の状況に合わせて転職活動を進めていくことです。

この記事では、在職中・休職中・退職後それぞれの転職活動の考え方と、焦って次の職場を決めないために整理しておきたいことをご紹介します。

在職中に転職先を決めなければいけない?

必ず在職中に転職先を決めなければならないわけではありません。転職活動は、在職中でも退職後でも進めることができます。

在職中であれば、収入を維持しながら求人を比較しやすい一方、仕事と転職活動を並行する負担があります。退職後であれば、求人を探したり面接を受けたりする時間を確保しやすくなる一方、活動が長期化すると、収入や生活面への不安から焦りを感じることもあります。

そのため、
「在職中に転職先を決めるのが正解」
「退職してから探すのはダメ」
と単純に考える必要はありません。

現在の仕事や生活の状況、退職までのスケジュールなどを踏まえて、自分に合った進め方を考えていきましょう。

在職中・休職中・退職後、それぞれの進め方

・在職中の場合

在職中に転職活動をするメリットのひとつは、収入を維持しながら求人を比較できることです。「条件に合う求人がなければ、今すぐ転職しなくてもいい」という選択肢を持ちやすいため、焦らず比較できます。

一方で、仕事をしながら求人を探したり、応募書類を作成したり、面接の日程を調整したりする必要があります。仕事が忙しい場合には、転職活動そのものが負担になることもあります。

・休職中の場合

休職中だからといって、すぐに応募するか、何もしないかの二択で考える必要はありません。求人を見る、これまでの経験を整理する、希望条件を考える、履歴書・職務経歴書を準備するなど、応募する前にもできることがあります。

① 情報収集
② キャリアの整理
③ 応募書類の準備
④ 求人の検討
⑤ 応募

というように、段階を分けて考えることもできます。現在の状況に合わせて、できるところから準備を進めていきましょう。

・退職後の場合

退職後は、求人検索や面接などに時間を使いやすくなります。一方で、転職活動が長期化すると、「早く次を決めなければ」という焦りが生まれることもあります。

だからこそ、退職してからすべてを考え始めるのではなく、できる範囲で退職前から準備しておくことが大切です。

できれば退職前にやっておきたい5つのこと

退職前に転職先まで決める必要はありません。ただし、転職活動の「準備」は先に進められます。

1.次の職場で変えたいことを整理する

まず考えたいのは、「次に何をしたいか」だけではなく、「今の仕事から何を変えたいか」です。

仕事内容、働く時間、人間関係、給与、勤務地、今後のキャリアなど、転職を考えたきっかけを書き出してみましょう。

2.これまでの職歴・経験を整理する

これまで、
・どんな仕事をしてきたか
・何を任されていたか
・どんな経験を積んだか
・得意だったことは何か
を整理します。

この段階では、きれいな職務経歴書に仕上げなくても構いません。まずは自分の経験を振り返り、材料を集めるところから始めましょう。

3.求人を見てみる

応募するかどうかを決める前でも、求人を見ることはできます。実際の求人を見ることで、「この条件の求人は意外と少ない」「今までの経験を活かせる仕事がほかにもありそう」など、自分の希望と実際の求人との違いが見えてくることがあります。

求人を見ることと、応募を決めることは別です。まずは選択肢を知るために求人を見る、という使い方でも構いません。

4.希望条件に優先順位をつける

すべての条件を満たす求人を探そうとすると、選択肢が極端に少なくなることがあります。

そこで、
MUST|絶対に外したくない条件
WANT|できれば叶えたい条件
NG|次の職場では避けたい条件
に分けてみましょう。

求人を見るときの判断基準がつくりやすくなります。

5.今後のスケジュールを整理する

退職予定日、応募を始める時期、入社できそうな時期などを一度並べてみましょう。

予定どおりに進まなくても構いません。「いつまでに内定を取らなければ」と期限だけを決めるのではなく、「いつ頃から、何を始めるか」を整理しておくことがポイントです。

転職先より先に退職日が決まったら?

退職日が決まると、「それまでに転職先を決めなければ」と思ってしまうことがあります。ですが、退職日と転職先を決める期限を、必ず同じにする必要はありません。

例えば退職までに、
STEP 1|希望条件を整理する
STEP 2|応募書類を準備する
STEP 3|求人を比較する
STEP 4|応募を始める
というところまで進めておけば、退職後にゼロから転職活動を始める必要はありません。

反対に、退職日までに内定を得ることだけを目標にしてしまうと、本来確認したかった仕事内容や働き方よりも、「早く決まりそうな会社」を優先してしまう可能性があります。転職活動では、早く決めること以上に、自分が次の職場を選ぶための判断材料を持つことが大切です。

退職後の転職活動で整理しておきたいこと

退職後に転職活動をすると、「退職していること自体が不利なのでは?」と不安になる方もいるでしょう。

退職しているという事実だけを気にするのではなく、面接などに備えて、
・なぜ前職を退職したのか
・退職後はどのように過ごしているのか
・今回の転職で何を実現したいのか
・いつ頃から入社できるのか
などを整理しておきましょう。

特に退職理由については、前職への不満だけで終わらせず、
「前職で感じた課題」
「次の職場で実現したいこと」

までつなげて考えてみると、自分自身の転職軸も整理しやすくなります。

離職期間がある場合も、必要以上に取り繕うのではなく、その期間について事実を整理し、現在どのように転職活動を進めているのか説明できるように準備しておきましょう。

体調が回復途中なら、いつから転職活動する?

体調などの事情で休職・退職している場合、「いつから転職活動を始めるべきか」を一律に決めることはできません。転職活動といっても、すべてが同じ負担ではありません。

例えば、
・求人を見る
・希望条件を整理する
・これまでの経験を振り返る
・応募書類を準備する
・応募を検討する

というように、段階があります。

最初から応募や面接を急ぐのではなく、現在の状況に合わせて、できるところから準備を始めるという考え方もあります。転職活動を早く進めることだけではなく、次の職場で無理なく働き続けられるかどうか も大切な判断材料です。

焦って「次」を決めないために

退職日が決まった。休職期間が続いている。周囲から今後について聞かれる。こうした状況になると、**「早く次の会社を決めること」**が目的になってしまうことがあります。でも、本来の目的は内定を取ることだけではありません。

次の職場で、
・何を変えたいのか。
・どんな働き方をしたいのか。
・何は繰り返したくないのか。
を整理したうえで、自分に合う選択肢を探すことが大切です。

在職中に転職先が決まらなかったからといって、それだけで転職活動に失敗したわけではありません。「できれば退職前から準備を始める。」でも、「退職日までに決めることだけを目的にしない。」この2つを分けて考えてみましょう。

転職するか決まっていなくても、相談できます

「退職前に転職活動を始めた方がいい?」
「休職中に何から準備すればいい?」
「退職後の転職活動が不安」

PF+Agentでは、求人への応募を決める前の段階から、これまでの経験や希望条件を一緒に整理しています。転職することを前提にするのではなく、まずは今の状況とこれからの選択肢を整理するところから始めてみませんか。


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